皆さんを守るために頑張ってます と、エフセキュアのラボの人たちは日夜コンピューターユーザーを守るために頑張っているようですが、日本の研究者も頑張っています。
本日(6月18日)と明日、機械振興会館(東京)にて電子情報通信学会のインターネットアーキテクチャ研究会が開催されています。セキュリティに関する研究発表も多数あります。筆者も「自律型クライアントハニーポットの提案」という発表をしました。ほかにもマルウェア関連の興味深い発表がありましたので、タイトルだけですが紹介しておきます。
- 確率的依存関係に基づくボットネット検知の検討
- Detection of Shellcodes in Remote Exploit Codes -- Detection Method based on Structural Analysis --
- URLブラックリストの効率的な利用方法の一検討
こちらは2件とも神戸大学の森井先生の研究室の発表です。森井先生といえば、昨年、CSS2008でWEPを一瞬で解読する方法を発表して話題になりました。
一瞬にして無線LANのWEPを解読する方法がついに登場、まもなく解読プログラムを公開予定 (GIGAZINE, 2008年10月13日)
「WEPを一瞬で解読する方法」を研究者グループ発表 プログラムも公開予定 (ITmedia, 2008年10月14日)
残念ながら筆者は他の予定があり聴講できませんが、明日の発表も期待できそうです。