この手の詐欺は極めて古いものだが、詐欺師たちは現在もまだ使用しており、不用心な人たちを相手に金もうけをしている。そのようなわけで、警告する方が良いだろうと考えた次第だ。

  今日、エフセキュアの上級リサーチャーの一人が、見知らぬ国際番号からの電話を受けたが、電話を取るとすぐに切れてしまった。世界中のレポーターから電話連絡を受けることが多かったなら、彼はおそらく当然のこととして、その番号にかけ直していたことだろう。

  しかし、彼が実際にしたことは、Googleでのナンバーの検索だ。そしてその結果、その番号から電話連絡を受け、一体何の電話なんだろうと不思議に思った人がたくさんおり、そしてより重要なことには、その番号にかけ直した結果、電話料金に不可解なチャージを受けたと文句を言っている人がいることを発見した。

  詐欺師が使用するこの手法は非常にシンプルだ。有料のナンバーを設定し、そのナンバーをランダムに選ばれた一連の電話番号にコールするのに使用し、1度だけ相手の電話を鳴らすか、相手がコールに応えた瞬間に電話を切る。

  その後は、ただ好奇心の強い人々が電話をかけ直してくるのを待ち、待機音か通話中のトーンの音声ファイルをかけて、ユーザーに電話が繋がらなかったと思わせ、利益をかき集める、というわけだ。

  これらのナンバーは通常、1ユーロから5ユーロ程度をチャージしてくる。これは、何千もの人々を騙して電話をかけさせることができれば、かなりの大金を稼ぐのに十分な額であり、同時に苦情が出ない程度には少額と言える。

  この手の詐欺を回避する最良の方法は、見知らぬナンバーからの電話を受けても、かけ直さないということだ。もしその番号がこれまでに見たことがないもののような気がしたり、国番号が聞いたことのないようなものだったら、コールバックする前に、そのナンバーをGoogleWhoCallsMeで検索してみること。

  慎重に振るまうことで、わずかではあってもお金を失わずに済むだろう。