8月31日はマレーシアの独立記念日だった。この日は、ハッカーたち(「INDONESIAN CODER」の一員だと主張している)が100を超えるマレーシアのWebサイトに対してサイバー攻撃を行い、その多くが書き換えられた日でもある。

Footnote

  標的とされた大部分のサイトは脆弱で、パッチを当てていなかった。標的は国立の機関、大学、主要メディア、商業サイトなど。

  ハッカーは様々なグループ、あるいはチームがゆるやかに連携しているようだ。使用された個々のハッカーやチーム名には、ServerIsDown、MainHack、Brotherhood、Indonesian Coder、YogyaCarder Linkなどがある。

Coder
「INDONESIAN CODER」のServerIsDownがハック

Globalmarine
「INDONESIAN CODER」のDON TUKULESTOがハック

  以下は標的となったサイトのサンプルだ:

Siteslist

  上記は元々は、Oraumum(インドネシア語)のフォーラムで報告されたものだ。詳細は「indonesioncoder.com blog」でも報告された。

  これらのサイトには、現在はクリーンなもの、あるいは管理者によりオフラインにされたものがある。一部のサイトは現在もアクティブだ。書き換えられたサイトは、当該ページが削除されるまで、エフセキュア製品では「危険」と評価される。

Web Security チーム Chu Kianが投稿

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追記:同攻撃は、複数サーバに対してよりもむしろ、主に単一のWebホストに対するものであることを示すよう、投稿が編集された。

さらに追記:「The Jakarta Globe」Webサイトが、この件に関するさらなる詳細に触れた記事を掲載した。インドネシア外務省のスポークスマンによるコメントも含まれている。