少々乗り遅れた感はありますが、iPhone OS 3.1の詐欺サイトの警告機能を試してみました。詐欺サイトの警告機能は標準でオンに設定されています。オフにすることも可能です([設定]->[Safari]->[詐欺サイトの警告]で機能のオン・オフが選択できます)。
フィッシング詐欺サイト情報を共有する無償のコミュニティサイト PhishTank に登録されているフィッシングサイトを訪問してみました。MacのSafariと同様の警告が表示されます。
警告画面の"このページを閉じる"を選択すると強制的にページが閉じられ、"この警告を無視"を選ぶとフィッシング詐欺サイトであっても表示することができるのもMac版Safariと同じです。
iPhoneのフィッシング対策機能、正常に動作させるコツとは? (マイコミジャーナル, 2009/09/17) などでも紹介されていますが、充電時でなければ詐欺サイトのデータベースが更新されないという問題が指摘されています。
ブラックリストを利用するフィルタリングでは、いつ発生するかわからない詐欺サイトを確実にとらえるために頻繁にデータベースを更新する必要があります。外出中で充電ができないといった状況で新しい詐欺サイトで警告がでないというのは中途半端な機能という感じがしてしまいます。
iPhone上でデータベースの更新状況やバージョンを知ることができないので、どのタイミングでPCと同じデータベースが利用できるようになったのかは定かではありませんが、たしかにMacでは警告されるのにiPhoneでは警告されなかったサイトが、充電後に検出されるようになっていました。Mobile Safariの詐欺サイト警告機能、まだまだ過信は禁物のようです。


警告画面の"このページを閉じる"を選択すると強制的にページが閉じられ、"この警告を無視"を選ぶとフィッシング詐欺サイトであっても表示することができるのもMac版Safariと同じです。
iPhoneのフィッシング対策機能、正常に動作させるコツとは? (マイコミジャーナル, 2009/09/17) などでも紹介されていますが、充電時でなければ詐欺サイトのデータベースが更新されないという問題が指摘されています。
ブラックリストを利用するフィルタリングでは、いつ発生するかわからない詐欺サイトを確実にとらえるために頻繁にデータベースを更新する必要があります。外出中で充電ができないといった状況で新しい詐欺サイトで警告がでないというのは中途半端な機能という感じがしてしまいます。
iPhone上でデータベースの更新状況やバージョンを知ることができないので、どのタイミングでPCと同じデータベースが利用できるようになったのかは定かではありませんが、たしかにMacでは警告されるのにiPhoneでは警告されなかったサイトが、充電後に検出されるようになっていました。Mobile Safariの詐欺サイト警告機能、まだまだ過信は禁物のようです。
