実は私には悪い癖がある。必ず電話代の確認をするわけではないのだ。

  私はエフセキュア支給の電話を持っているのだが、個人的な通話は通常、予算内に入っているので、あまり課金の明細をチェックしない。(もっと頻繁に母に電話すべきなのだが…)

  だが、今後は定期的にチェックすることにしようと思う。

  先週の土曜日、妻が自分の(やはり会社から支給されている)電話の受信簿に、以下のメッセージを受け取った:

+66816110466

  これは「サービス・メッセージ」であると称しており、「ビデオ・メッセージ」へのリンクが含まれていた。

Service Message, Kilkkaa

  以下はWindows上でFirefoxからそのリンクにアクセスした際の表示だ:

+66816110466, Error

  そして以下が、Nokia端末のブラウザから「w03.v762.net」にアクセスすると表示される画面だ:

w03.v762.net

  申し訳ないが、私のナンバーが必要だって? あまり役に立たないのでは? これは一体どういうことだろうか?

  これはジャルノが10日ほどまえに投稿した「Mobile Tubeスパム」に関連したものだ。あの時には、これらのリンクは、クリックした人にプレミアム・レート・サービスの課金をするかのようだった。2、3日すると、状況は変化したらしく、リンクからはもは料金が課されることは無くなっていた。

  いずれにせよ、私の妻はクリックせずに私にチェックするよう頼んできたし、私は彼女の電話からそのメッセージを削除した。

  ここで不思議に思わざるを得ないのは、10日前には一体何人の人が、偶然これらのリンクをクリックし、結果を忘れてしまう可能性があったか、ということだ。そしてこれらの人々のうち、私と同じ悪癖を持っていて、請求をわざわざチェックしたりしない人は何人だろうか?

  請求書をチェックするというのは非常に良い習慣であり、詐欺を防ぐための、最も効果的な方法の一つと言える。

  携帯電話の請求は、クレジットカードの請求書と同様、詳細にチェックすべきだ。

  そしてこのような「サービス・メッセージ」リンクが流布している現在、企業は従業員に、こうした習慣を徹底させるべきだろう。

サインオフ
ショーン