インターネット上で配信している映画『スター レック - 皇帝の侵略*』の制作陣が、エフセキュアとネット配信映画を共同制作することになりました。エフセキュアは、オンライン犯罪やサイバーテロとの闘いに関するノウハウを提供することで、このプロジェクトをサポートします。
エフセキュア・コーポレーションとWreckamovie Community(以下、レックムービー コミュニティ)が共同制作するインターネット配信映画については、以前ショーンの投稿でお伝えしたとおりですが、ついに同プロジェクトが動き始めました。

タイトルは「Griffin(グリフィン)」。ストーリーは、オンライン犯罪やサイバーテロの蔓延る世界で複雑な過去を持つ人物、グリフィン・シャープを主人公にした6部構成シリーズで、それぞれ異なる国を舞台に展開されるそうです。

※グリフィンとは、ライオンの下半身にワシの頭と翼を持つ伝説上の生物で、とりわけ力強く威厳のある存在として、しばしば財宝を守る神獣として登場します。(WikiPediaによる詳しい解説はこちら


(Star Wreck on Youtube) ※英語(米国版)

しかし!面白いのは、両者ともにフィンランド生まれということ。そして何と言ってもその映画制作方法です。
熱烈なファンが"Wreckamovieプラットフォーム"上にネットコミュニティを通じて集結、コミュニティ全体で開発され、ストーリーを精製、脚本を書き、演出を施し、映像を作成し、実際の撮影にも参加する、という新しいアプローチを既に実現していることです。

グリフィン」のプロデューサー、ティモ・ヴォレンソラ氏は次のように述べています。『ここ数年間でインターネットはさらに進化し、私たちのオンライン活動は以前にも増して、より参加型指向(インタラクティブ)になっていると言えます。私たちは「スター レック*」を通じて、インターネットコミュニティが映画制作に参加するよう呼びかけたことで、大きな反響を呼びました。「グリフィン」ではここからさらに進化し、初期段階からレックムービー コミュニティと密接に協力しています。』 

対するエフセキュアのセキュリティ研究所所長主席研究員(CRO)のミッコ・ヒッポネンはこうコメントしています。『「グリフィン」はネット上で起きた実際の出来事を基にしたストーリーになります。私たちは、この機会を通じて、一般の人々にネット上で警戒すべき点をお伝えしたいと思っています。これがうまくいけば、実にエキサイティングで面白いものになるでしょう。お見逃しなく!』

グリフィン」 のパイロット版は2010年に公開予定で、無料配信されます。また、「グリフィン コミュニティ」に登録すれば、どなたでもこのストーリーに参加できるので、ぜひ挑戦ください。

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Wreckamovie(レックムービー)について
Wreckamovieは、「スターレック」の制作陣が開発した映画制作のための共同プロジェクトです。「スターレック」はクラウドソーシングを採用した初の長編映画で、インターネット上で無料配信されています。このネットムービーは800万回以上ダウンロードされ、これまでで最も多く(合法的に!)ダウンロードされた映画となっています。Wreckamovieでは、誰もが自分のプロダクションをスタートさせ、友人を何人か招待して映画を自主制作することができます。
http://wreckamovie.com


*スター レック - 皇帝の侵略は、スタートレックのパロディ映画です。