どうもエフセキュア 富安です。
前回の投稿から随分経ってしまいました。今後はもうちょっと短い間隔で投稿出来るように頑張りたいと思います。。。

それはさておき、昨日、法人向けのWindows用製品の新バージョンをリリースしましたので、旧バージョンから変更/追加された機能を中心にご紹介したいと思います。

今回リリースしたのは、Windows XP等のワークステーション向けエンドポイント製品のエフセキュア クライアントセキュリティ Ver9.00 / エフセキュア アンチウイルス ワークステーション Ver9.00と、それを集中管理するためのポリシーマネージャ Ver9.00になります。

今日は、エフセキュア クライアントセキュリティ Ver9.00に追加された、ブラウザ保護の機能について紹介したいと思います。

先行してリリースしましたコンシューマ向けのエフセキュア インターネットセキュリティ2010には既に搭載されている機能ですが、今回の新バージョンで法人向けのエフセキュア クライアントセキュリティ Ver9.00にも搭載されました。


ブラウザ保護は、ユーザが危険なWebサイトにアクセスしないようにするための機能です。
クライアントセキュリティをインストールして機能を有効にすると、ブラウザにアドオンとしてブラウザ保護のツールバーが追加されます。

browsing_protection_toolbar

「評価: 安全」と「評価: 不明」のWebサイトにアクセスした場合には、通常通りWebサイトが表示されます。

ただし、「評価: 危険」の場合は、Webサイトを表示する代わりに、以下の画面が表示し、ウイルス感染の危険があるようなサイトを開かないようにしています。

browsing_protection_danger


また、ブラウザ保護は直接危険なサイトにアクセスしたときだけではなく、googleやYahoo、MSNサーチ等の検索結果や、

browsing_protection_search


GmailやHotmailなどのWebメールからのリンクについて、評価結果をあらかじめ表示します。

browsing_protection_webmail

※画像は解像度があまり高くないので、クリックして見てください。

ブラウザ保護が対応しているWebブラウザは、以下の製品/バージョンです。
・Internet Explorer Ver6 以降
・Firefox Ver2 以降

検索結果に評価を表示できるサーチエンジンは、以下になります。
・Google
・Yahoo
・MSN

リンクに評価を表示できるWebメールは、以下になります。
・Gmail
・Hotmail

Webサイトの評価は、世界中のエフセキュアのオンラインサーバにデータベースとして保存され、クラウドとしてユーザに情報を提供します。
また、データベースはユーザからの報告も元にして更新されますので、評価が不明なWebサイトを見つけた場合は、「エフセキュアに通知する」のボタンから、評価をご報告頂けますと幸いです。


次回は、「脆弱性シールド」という新機能について紹介したいと思います。