サイバー犯罪に関する新しい本が登場した。著者はJoseph Mennだ。Josephは長年、「Financial Times」や「Los Angeles Times」でコンピュータ・セキュリティの報道に携わってきた。

  書籍のタイトルは「Fatal System Error(致命的なシステム・エラー)」だ。

Fatal System Error

  この本は、コンピュータ犯罪者に関するいくつかの興味深い、実際のストーリーを詳細にカバーしている。たとえば、Carderplanet、Shadowcrew、DarkMarketといったオンライン犯罪サイトの歴史を扱っている。Albert Gonzalesのクレジットカード窃盗について論じている。また、Ghostnetやニュースになっているいくつかの標的型攻撃についてさえカバーしているのだ。

  そして、「News from the Lab」でも以前言及したことがある、いわゆるBalakov Trioに何が起きたかについて、非常に詳細な報告がなされている。

Fatal System Error

  この本は明日、1月26日に発行される予定だ。