少々古いですが、日経BP ITproに「IP アドレススパム」が急増、対策製品の回避が目的という記事が掲載されていました。記事によると、迷惑メール対策製品の回避を目的として、迷惑メールの誘導サイトのURLをドメイン名ではなくIPアドレスで記載しているケースが増えているという。
IPアドレスによるURLを含むメールのフィルタリングはフィッシングやスパム対策の常とう手段、と勝手に思っていたので、対策回避目的のIPアドレススパム急増の記事に違和感を感じました。
フィルター回避のためにIPアドレスの表記法を一般的な10進数以外のものにする手口は過去に見られましたが。このあたり一度きちんと検証してみる必要がありそうです。