あなたが「CPAlead.com」の調査にトラフィックを導こうとしている、ソーシャルメディアスパマーだとしよう…

  Facebookスパムに対する反応が鈍い英語話者が増えている場合、どうするだろうか?

  言語をローカライズすればいい!

  我々は現在、以下のサブジェクトを使用しているFacebookスパムが進行しているのを確認した:

  「Voi paska, katso miten kävi kun isä näki tyttärensä webcam-esityksen」

Facebook Search: Voi paska

  これは英語のスパムで良くあるサブジェクトを、フィンランド語に翻訳したものだ:

  「OMG, dad catches daughter on webcam」

  同スパムは以下のページにリンクしている:

Varoitus

  コンファームボタンをクリックすると、ユーザは番号のつけられた一連のボタンをクリックするよう促される:

Seuraa allaolevia ohjeita jatkaaksesi

  これは「Clickjacking」の一種で、ユーザのプロフィールに共有されているリンクに導かれ、「News Feed」を介して友人に広がる。

  Firefoxのアドオン「NoScript」は、このタイプの脅威に対するプロテクションを提供する:

NoScript, Potential Clickjacking

  サブミットボタンをクリックすると、そのユーザは(アンチスパム対策として)人間であることを証明するため、プロモーションにサインアップすることを促すWebサイトに導かれる。

  以下がそのプロモーションで、オランダでホスティングされている:

Voita

  以下は注意書き部分だ:

Voi_paska_19Euroa

  SMSベースの19ユーロのサブスクリプションだ。うわっ。

  そして電話番号を入力し、申し込みを続けると最終的に何が得られるのか?

  YouTube上で簡単に探すことができるビデオ以外のなにものでもない。

Voi_paska_YouTube

  我々はこのページをスパムとして報告した。

Facebook_Report_Page_Spam

  17時には、「いいね!」の数は76,000だった。20時45分には94,000だ。

  非英語話者は、言語ローカライゼーションは電子メールでは比較的稀なので、しばしば、スパムやスキャムとはあまり縁がないように感じているものだ。(フィンランド語のような、あまり知られていない言語の場合は特に)

  間違った安心感を抱かないこと。リードごとに19ユーロ得られるということは、スパマーに多大なモチベーションを与えるのだから。