この度、楽天株式会社は、メール送信ドメイン認証技術「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」を普及させるために、「Japan DKIM Working Group(dkim.jp)」に参加しました。

 DKIMは2007年にRFC 4871として承認されたわけですが、この技術が世の中に浸透したらメールによるフィッシング犯罪、または標的型攻撃の防止にも大いに効果があると思っています。ちなみに、迷惑メールについては現在国内で受信されるメールの約7割とのことで、その多くが「なりすましメール」と言われているそうです。多いですよね。。

 自律・分散・協調を基本とするインターネットでは、「協調」するところが重要であり難しいところでもあると思うのですが、これだけ迷惑メールが横行して、そして悪用にも使われている状況なので、今回のDKIM普及の取り組みによって、みんなが協力し合って不正行為に対抗していることを大いに期待しています!

安心・安全なインターネット社会のために。