Mac OS Xソフトウェアのベータ版「F-Secure Mac Protection」が昨夜、重大な誤警報を発した。
データベースアップデート「2011-03-14_03」が、「Exploit:W32/NeosploitPDF.gen!A」「Exploit:JS/Brooks.gen!A」という検出名により、クリーンなファイルでいくつかの誤警報を引き起こした。問題のあるアップデートは2時間後に除去された。同アップデートを受けとったベータユーザは、クリーンなファイルがいくつか、ゴミ箱に移動されたのを目撃している。
この問題は、Mac OS X ベータ版(テクノロジプレビュー)のユーザに影響を与えたのみだ。エフセキュアのWindowsおよびLinux製品には、どんな形であれ影響は無かった。
我々はただちに、ファイルをゴミ箱から元の場所に戻すスクリプトをリリースする予定だ。もしこの問題の影響を受けたのなら、それまではゴミ箱を空にしないで頂きたい。ディスカッションについては、我々のフォーラムを参照して欲しい。
明らかにこれは好ましいことではない。我々のこのエラーにより影響を受けた方々に、お詫び申しあげたい。
追記:我々はファイルを元の場所に戻すツールをリリースした。同ツールはここからダウンロードできる。