passwords  300万以上のユーザアカウントのパスワードが、ニュースサイト、リテールサイト、そしてWeb 2.0サイトに影響を与えた広範囲にわたるハッキングにより、昨夜遅く、「password」に変更されたようだ。この影響を受けたユーザのほとんどは、同攻撃に全く気付いていない。

  現在の統計によれば、影響を受けたユーザの62パーセントは、パスワードが元々「password」であったことから、気が付いていない。

  いくつかのサイトが、障害の生じたアカウントを保護するための対策を講じていると報じている。さらに、多くのサイトがパスワードに「password」という言葉を使用することを禁じる、新しいルールを作成している。

  このハッキングに対するユーザの反応は激烈だが、多くのサイトが世界で最もポピュラーなパスワードの一つに対して進めている禁止にも、さらなる反発が生じている。オンライン暴動が予想される。

  昨晩の攻撃を行ったのは自分達だと、「Obvious」という名のハッカーグループが主張している。ハッキングされた数千のTwitterおよびFacebookアカウントは、「We are all Obvious! Don't Expect Us」というメッセージを投稿した。

  300万以上のユーザ名を含む1.9ギガバイトのファイル — そして一つのパスワード — が現在、「The Pirate Bay」を介して共有ファイルとしてダウンロード可能だ。

  将来、このような問題を避けるには、ユーザには自分のパスワードを「password1」に変更するようおすすめしたい。これはObvious(明らか)に、よりセキュアだ。