2006年後半、「TED.COM」が登場したのを覚えている。それ以来、私は何百もの、それぞれはわずか18分程度のTEDトークを見たり、聞いたりしてきた。お気に入りはスティーブン・ウルフラムの「万物の理論を計算する」とリック・エリアスの「不時着事故から学んだ三つのこと」だ。

  それで2009年に、私はカリフォルニア、ロングビーチでTEDに出席した。TEDカンファレンスに出席することは簡単ではない。応募し、2人に推薦して貰う必要があるのだ。アル・ゴアやビル・ゲイツ、ポール・サイモンといった人々と同じ客席に座って、私は感動した。自分でもTEDトークを行いたかった。

  私は常にラッキーだった。今年の初め、「TEDGlobal 2011」で話すよう招待されたのだ。

TEDGlobal 2011 Stage - Photo: Robert Leslie / TED
Photo: Robert Leslie / TED

  「TEDGlobal 2011」は素晴らしい経験だった。私は昨日、私がこれまでに見たことが無いほど集中した人々に話をした。それは上手くいった。

Mikko Hypponen doing his TED Talk at TEDGlobal 2011 - Photo: James Duncan Davidson / TED
Photo: James Duncan Davidson / TED

  コメディアンのロビン・インスがコメントしているが、それは私が見た中で、オーバーヘッドプロジェクターとスライドを使用した唯一のTEDトークだと思う:

Robin Ince TED 2011

  「TED.COM」にビデオが掲載されたらお知らせする。

  トークをまとめるのを手伝ってくれた皆に感謝する。特にMisha Glenny、Petteri Kankkunen、Juuso Koponen、Jani Kenttalaに!