英国で暴動が続いており、コミュニティは略奪と暴動の4夜目を迎えようとしている

  「拡散する市民暴動」は数日にわたって広がっており、伝えられるところでは、RIMのBlackBerry Messager(BBM)は、自称無政府主義者たちが自らを組織するために利用している拡散コンポーネントの一つだ。その結果、RIMは英国当局に協力するという公式声明を発表した。次に起こったことは、(少なくとも我々には)容易に予測可能なものだった。

  政治的ハッカーグループ「TeaMp0isoN」が、「The Official BlackBerry Blog」を標的としたのだ。

blogs.blackberry.com/teamp0ison
高解像度版

  以下がテキストだ:

  このハッキングは、RIMによる以下の声明に対するレスポンスだ:

  「この週末、ロンドンで起きた暴動の被害者の方々にお見舞いを申し上げます。我々は、できる限りの方法で当局に協力しています。BlackBerryが販売されている世界の全市場で、我々は現地の通信事業者、法執行機関、取締官と協力しています。英国の他のテクノロジプロバイダと同様、「The Regulation of Investigatory Powers Act(捜査権限規制法)」に従い、内務省および英国警察当局と完全に協力しています。」

Rimに告ぐ;
  貴社は英国警察を援助すべきではない。そうすれば、不運な時に不運な場所におり、ブラックベリーを所有していた無実の市民が、何の理由もなく起訴されることになる。警察は面子を失わずに済むよう、できる限り多くの人を逮捕しようとしているのだから。貴社が警察に協力し、チャットログやGPSロケーション、顧客情報およびユーザのBlackBerryMessengersへのアクセスを開示するなら、後悔することになるだろう。我々は住所や氏名、電話番号といった従業員情報を格納した、貴社のデータベースにアクセスすることができるのだ。もし貴社が警察の手助けをするなら、我々はこれらの情報を公開し、暴徒に手渡すことになる。貴社は従業員の家に、怒れる若者達の一団を押しかけさせたいのだろうか? それを考えることだ… 警察が貴社の従業員を保護してくれるとは考えない方が良い。警察は他人を守るどころか、自分達自身も守れないのだから… 選択を誤れば、貴社データベースは公開される。恥をかきたくなければ、正しい選択をせよ。操り人形にはなるな…

追伸 - 我々は無実の人々が今回の暴動で攻撃されることも、中小企業が略奪されることも容認するものではないが、警察および政府への攻撃に関与している暴徒を全面的に支持している。「ブラックベリーの従業員は無実だ」と言うかもしれないが、彼らは無実ではない! 警察に協力していることになるのだから。

- TriCk - TeaMp0isoN -
- Greets To: iN^SaNe - Hex00010 - MLT - BlackHacker


  当然ながら、Twitterがこのハッキングの詳細を伝えるのに用いられた。

http://twitter.com/teaMp0isoN_

  この投稿を削除しようと何度か試みた結果、RIMは最終的にブログをオフラインにした。

blogs.blackberry.com 503