政治家や政策立案者、公務執行者たちのための新たな原理がある。「現実世界の通信技術を縮小、検閲、制限せよ。そしてオンラインの報復を予期せよ。」というものだ。

  ハッカー集団「Anonymous」が土曜日、「プレスリリース」を公開し、危機的状況ではソーシャルメディアは制限されるべきだとする、David Cameron英国首相による提言へのリアクション「OpBritian」を発表した。

#OpBritian

  「Anonymous」は、暴徒による行動を「凶暴な」ものだったとしているが、警察当局への共感はなく、敵の敵は味方、という状態だ。

  オンラインのハッキングを約す以外に、「Anonymous」は10月15日に、現実世界での平和的な抗議行動を呼びかけている。

  一方、米国では、サンフランシスコBay Area Rapid Transit(BART)当局が、抗議者たちが旅行者を混乱させ、彼らの言う「安全でない状況」を生み出させぬ策として、8月11日にいくつかの駅で電話サービスを中断した。

  予想通り、「Anonymous」は改変したBartmanロゴと共に「OpBART」を発表した。

#OpBART

  そして「myBART.org」がハッキングされ(現在オフラインとなっている)、メンバーの氏名、メール、パスワードが「pastebin.com.」にダンプされた。「OpBART」も、太平洋標準時の17時(今からおよそ9時間後)に、現実世界での平和的な抗議行動をCivic Center駅で行う事を呼びかけている。

  すべての場所のうち、サンフランシスコは「Anonymous」の本拠地である可能性があることから、何人がこの集会に参加するか、そして英米のマスコミでどのように報道されるかは興味深い。

  今日の「OpBART」抗議行動が過激なものになるなら… ネガティブなフィードバックループが続くと考えられる。

以下の報告を追加:

Elinor Mills: サンフランシスコ地下鉄が「Anonymous」の抗議行動中、駅を閉鎖
Robert McMillan: 携帯電話は継続するも、抗議者がサンフランシスコ地下鉄を中断