Rove Digitalというエストニアの企業が、昨年11月につぶれた。何故か? 同社が広告詐欺DNSChangerボットネットの隠れ蓑だったからだ。そして11月以来、米国のFBIは、障害が起きたコンピュータが切断されない(そしてサポート電話の大混乱が起きない)よう設計された、代替DNSサーバを運用している。

  3月、我々は迫り来るFBIの認可の失効について書いた。幸いなことに、認可は7月まで延長された。

  Googleによれば、DNSChangerのインスタンスおよそ50万が現在もイン・ザ・ワイルドで存在しており、同社は先頃、このようなメッセージにより人々に問題を通知し始めた。

  Shadow Server Foundationが、感染を印象的にビジュアル化している:



YouTube: DNSChanger感染

  そのため現在あなたはこう問いかけているかもしれない:DNSChanger感染についてどうやったら調べられるのだろう?

  DNSChanger Working Groupが、問題についてチェックするサイトに関する詳細リストを掲載している。

  エフセキュアラボも、提供しているものがある。「DNS Check」だ。

F-Secure DNS Check

  これはスクリプトベースのツールで、疑わしいDNS設定をリセットするのに使用することができる。

FTPダウンロード:DNSCheck.zip

SHA1: 026b19bfbeeb2e02a9d4157f6fffa82ffcb62ab9 – DNSCheck.hta
SHA1: 5ddd867dc15a3398610868f06daec541278d8b16 – README.txt
SHA1: 2adedec5ceb4009d9b705cb6d9cb4c323dddc9a1 – admin_console.bat
SHA1: dcc8408c05cec84e4ac7420e6f7036c91e708ee2 – .\images\fsecure-logo.png
SHA1: a3630f948bb4d7b6c97318a50c5ad25fa85dca14 – .\images\icon.ico