コメントすべき2つの大きなニュースがある。

  最初の物はこれだ:公正取引委員会の訴訟が「スケアウェア」マーケターに対して1億6300万ドルという結果に。

FTC, Winfixer

  被告のKristy Rossは2008年、米公正取引委員会の訴訟に関与していた:法廷が偽のコンピュータスキャンを停止。

  彼女のボーイフレンド「Sam」Jainは現在も逃走中だ:

Sam Jain

  Jainに関する詳細は、2011年6月の記事で読める。

  確かに重要な判決ではあるが、Rossは過去のスケアウェアベンダの一人であることを考えて欲しい。

  以下は、今日の事例が見られるサイトだ:S!Ri.URZ

  そして第2のニュースは:

  10月3日、オーストラリア、カナダ、英国、米国の政府機関が新たな「ウィルス詐欺」に対する措置を発表した。以下は公正取引委員会のリリースだ:公正取引委員会、大規模テクニカルサポート詐欺を停止

FTC, Pecon

  素晴らしい仕事だ! しかし、停止したものに対する若干の混乱があるようだ。一部のニュースネットワークは、今回の措置を10月2日のものと混同している。おそらく公正取引委員会の委員長Jon Leibowitzが、以下のように述べたためと思われる:

  「本日我々が話題にしているテクニカルサポート詐欺師たちは、スケアウェアにより新たなレベルのバーチャルな混乱をもたらした。」

  うーん…いや、そんなことは無い。テクニカルサポート電話詐欺に関係する「ウェア」(マルウェア)は無い——それは純粋なソーシャルエンジニアリングだ。彼はスケアウェアという言葉を使用するべきではなかった。

  テクニカルサポート電話詐欺に含まれるのは以下の物だ:コールセンタから電話する人びと;受信者に「IPトラフィック」もしくはその他のナンセンスが、彼らのコンピュータがウイルスに感染していると示していると告げる;「それをクリーンにする」ためリモート接続を作成する;無料もしくはトライアルセキュリティソフトウェアを彼らに販売する。

  これはソーシャルエンジニアリング詐欺であり、そこにスケアウェアは存在しない。

  より良い理解のために、ESETによるこのVB2012文書をお勧めする:私のPCに32,539のエラーがある:電話サポート詐欺は実際いかに機能するか[PDF]、David Harley(ESET)、Martijn Grooten(Virus Bulletin)、Steven Burn(Malwarebytes)、Craig Johnston(独立系研究者)。この論文は当初、2012年9月にVirus Bulletin Conferenceで発表された。

  そしてもし、テクニカルサポート詐欺の発信者たちを知らせている人びとに話を聞きたいならば…

Googleのテクニカルサポート電話詐欺の検索結果

Google, tech support phone scam