1週間前は、マイクロソフト社がただちにInternet Explorerの最新の脆弱性に対するパッチを用意するかは、まだ明らかになっていなかった。

Microsoft Security Advisory 2794220
マイクロソフトのセキュリティアドバイザリ(2794220

 今では、当該パッチは1月のセキュリティ・アップデートには含まれなかったことが分かった。これで定例外でパッチが出る可能性が持ち上がった。とはいうものの、まだ限定的なエクスプロイトしか見られない(標的型攻撃の報告については現在調査中)。

 以前のガイダンスを繰り返し示す。

 Windows 7なら、Internet Explorerのバージョンを9以上にアップデートする。

 個人でXPを使っている場合には、Mozilla FirefoxやGoogle Chromeなど他のブラウザをインストールすることをお勧めする。

 XPとIE 8の使用が求められる、企業や他組織のユーザには、マイクロソフトはFix itツールを入手できるようにした。

 詳細はこちら。「Microsoft "Fix it" available for Internet Explorer 6, 7, and 8