米国政府の国内監視プログラムに関する議論は続いている。これについて、米国のプライバシー保護派は、修正第4条による憲法上の保護に違反していると主張する。

 同時期にヨーロッパでは次のように報じられた。

Several E.U. countries such as France, Belgium and the U.K. already have laws that compel individuals or companies to decrypt data requested by law enforcement authorities for investigations.

 被疑者に強制的に自身のデータを復号化させる法律だって?

However, introducing a law that forces suspects to decrypt information could violate Article 6 of the ECHR, which states that a person doesn’t have to incriminate oneself
Dutch judges: Decryption orders could violate human rights)(オランダの裁判所:復号化の命令は人権侵害になり得る)

 この法律は欧州人権条約第6条に違反する可能性がある。同条は米国憲法修正第5条のように、不利益になることの黙秘を個人に認めるものだ。

 自分のパスワードの提示を拒否?

 刑務所行きだ。

 この問題については、もっと議論する必要がある。

 しかし、拒否できないとき、何が起こるのだろうか。結局のところ、仕草などから漏れ出る情報を把握する科学は進歩している(動画)。

 そして科学で学んだことは、迅速に技術で自動化しようとする。

 Wired.com:Deception Is Futile When Big Brother’s Lie Detector Turns Its Eyes on You(ビッグブラザー(訳注:支配者、政府)のうそ発見器があなたに目を向けるとき、ごまかしは効かない)

 そう遠くない将来、自身の意識さえ、秘密を守れなくなる。

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