今年のDEFCON CTFでもsutegoma2は予選を突破し、決勝に進みました。(CTFについては、こちらを参照)
私も五度目の決勝出場を果たす予定でしたが、直前で体調を崩してしまいドクターストップのため渡米すら叶いませんでした。
しかしチームメンバーが健闘してくれて、今までの中では最高となる6位という成績を収めることができました。

そんな中、今年はCTFネットワークを可視化するという試みを行いました。
日本のサイバーセキュリティで可視化と言えば、テレビでもおなじみのNICT(情報通信研究機構)が開発したnicterです。
そこで今回のDEFCON CTF決勝ではNICTの協力を得て、CTFでの攻防の様子を可視化することにしました。
やるからには見ておもしろいだけではなく、実戦で役に立つことを目標に開発が行われました。

実際に今年のCTFを可視化した動画をご覧ください。(音声あり)



CTFでは各サーバからキーと呼ばれるファイルを取得するか、上書きすることで得点が加算されていきます。そのため防御面ではキーが盗まれたことをいち早く察知し対応することが求められますので、キーが盗まれた場合には「警」マークを表示しています。

可視化することで、
  • どのサービスが攻撃の標的にされているのかを一目で把握できる
  • どこから攻撃が来ているのかを一目で把握できる
  • 侵入後の攻撃者の活動を観察することができる
  • 意図しないサービスが攻撃されていることを検知できる
  • 重要な情報の流出を検知できる
などのメリットがあることがわかります。

これらのメリットがあるということは、可視化が役に立つのはCTFだけではなく、企業のセキュリティにも応用できるということだと思います。

以上、参加してないのに今年のDEFCONレポートでした。