今日、ほとんどの人がモバイル・デバイス上に個人用および業務用のメール・アカウントやさまざまな重要なサービスを搭載しています。これは便利である一方、デバイスを紛失したり盗まれたりした場合、ダメージは物理的なデバイスそのもの以上になります。

加えて、オンラインによる攻撃に対する懸念以前の問題として、デバイスにマルウェアを仕掛ける最も簡単な方法は、何者かがデバイスを手にしたときに、手作業でインストールすることです。言い換えれば、まず第一にデバイスを物理的に保護してください。

1.  デバイスをロックする
デバイスをロックしておけば、手元から離れた場合でも、誰かがモニタリング・ツールやスパイウェアなどをインストールすることを防止できます。ロックを効果的にするために、パスワードやパスコードはユニークで、ご自分では記憶しやすく、他人には難しいものが望ましいといえます。

2.  アンチ・セフト防御をセットアップする
アンチ・セフト防御はデバイスを回収できない場合にメモリーカードも含めてデバイス内のデータをリモートで消去できる機能です。いくつかのアンチ・セフト・ソリューションは、デバイスを探すために、位置をマッピングしたり、アラームを鳴らす機能も備えています。