日曜日、Android Police(ニュースやレビューを掲載する人気のサイト)は「Virus Shield」について投稿を行った。このアプリはGoogle Playのランキングでトップになったが、完全に詐欺だった。追跡記事の中でDailyTechは何がしかを探り当て、テキサス在住の17歳によって当該アプリが書かれたと考えている。明らかに彼はSEOに長けている。

• Best Antivirus Lite
• SAFE antivirus Limited
• Skulls Antivirus
• Shnarped Hockey antivirus lite

F-Secure App Permissions for Androidのチェックを。
彼が男性かどうかだが…、男性なら典型的な人物像と一致する。この優れたSEOのスキルを持つ若者は、かなり役立たずのアプリをプッシュした。

役立たずの「SEOアプリ」群はGoogle Play上で広く流行している。見てみたいなら、これらは簡単に見つかる。
以下に例を挙げる。
• Best Antivirus Lite
• SAFE antivirus Limited
• Skulls Antivirus
• Shnarped Hockey antivirus lite
BestとSAFEはある1人の「デベロッパー」と、またSkulllsとShnarped Hockeyのほうは別の1人の「デベロッパー」と関連している。
2人の別々のデベロッパーがいるわけだが…、上記アプリは名前以外は同一である。これらアプリは1つのテンプレートをベースにしており(アプリのテンプレートの市場がある)、いわゆるデベロッパーが行わなければならないのは、独自のグラフィックを追加することのみだ。
このAndroidアプリにデベロッパースキルは一切不要だ。
それではこのアプリは何をするのか?
えーと、「Anti Spyware」と題したSA画面を開く。

ふむふむ、用語が変化した。これは警告マークであるべきだ。
「Start Scan」をクリックすると、当該アプリはインストール済のアプリのパーミッションについて基本的なスキャンを行う。パーミッションの数が多いアプリ群はリスクがあると分類され、パーミッションの数が少ないものは安全とされる。そして詳細について確認したい場合は?うーん、そうすると「フル」バージョンのものを約1ドルで買わなければならない。控えめに意見を述べると、フルバージョンを購入した(1千人超の)方は、完全に金の無駄遣いだった。
Google Playで買い物をするときは用心を。
追伸。完全に無料で、パーミッションについて高度なスキャンを行い、秀逸な詳細情報を提示するアプリが欲しいなら…。
F-Secure App Permissions for Androidのチェックを。