企業では金銭を取り扱います。取引先、外注先、従業員への賃金、公的機関への税金や公的手数料の支払いなど、多くの場合その額は多額です。サイバー犯罪者にとって、こうした金銭の取引は格好のターゲットになります。また、このような金銭の流通に加え、企業のITリソースを現金に換える方法はいくつもあるのです。

犯罪者の興味を惹くのは、その金額だけではありません。そうした金銭の入手がいかに簡単であるかも理由の1つです。ある調査によると、多くの攻撃はチャンスの度合いによります。つまり、御社が攻撃の対象として特別に選ばれているわけではないということです。狙われる理由は単純に、簡単に成功できそうだからという理由にすぎません。企業を攻撃するもっとも簡単な方法の1つは、古いソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃です。

難しいことではありません。攻撃の大半は、事前に回避できたものです。ソフトウェアを最新の状態に維持し、効果的なアンチウイルスソリューションを採用することで、被害を受ける可能性を大幅に削減することができます。

セキュリティの価値とは、使用しているアンチウイルスソリューションのコストとは比にならないほど大きなものです。