エフセキュア株式会社は、LinuxサーバOS向けゲートウェイセキュリティ対策製品の「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の新しいバージョンとなる、Ver5.10をリリース致しました。最新ディストリビューションへの対応や、WebUIの刷新を行っています。

「エフセキュア アンチウイルス Linuxゲートウェイ」は、メール送受信やWebブラウジング時に、ネットワーク上でのリアルタイムウイルス検査を行い、ゲートウェイレベルで高性能な保護を実現する製品です。既に提供済みの「エフセキュア アンチウイルス Linuxゲートウェイ」Ver5シリーズに、新たにWebUIを搭載したVer5.10がリリースされました。単なるユーザー・インターフェースの変更に留まらず、Webサーバプログラムを変更することにより、WebUIで消費するリソースの削減・応答速度の向上を行っています。本バージョンではWebUIは英語版のみの提供となりますが、2014年第三四半期中に、WebUIを日本語化したVer5.20をリリースする予定です。

Ver5シリーズでは、従来のHTTP/SMTP/POP3/FTPの各種プロキシに加えて、ICAPサーバとしての機能が追加されました。Squidなど、ICAPクライアント機能を持つプロキシからウイルススキャンリクエストを行うことが可能になり、より柔軟に既存のネットワークへ組み込むことが可能となりました。また、複数のファイルに分かれていた設定情報を、ひとつの設定ファイルに集約するなど、ユーザの使い勝手の向上を行っています。

なお、日本のお客様に対しては、日本語WebUIを搭載したVer5.20がリリースされてから1年後に、Ver4シリーズの最終版(Ver4.12およびVer4.11)のサポートが終了する予定となっています。