フュージリア連隊のリー・リグビー氏の殺害に関連した諜報活動についての、イギリス議会の委員会ISC(Intelligence and Security Committee)の報告から。

 「(米国の通信サービスを行う)複数の企業が、監視が欠如していたのはユーザのプライバシーを保護する必要性のせいにしていたことを、我々は加えて指摘しておく。しかしながら、テロリストの残虐行為が計画されている可能性がある中で、この主張が通るのは許されるべきではない。」

where there is a possibility that a terrorist atrocity is being planned, [privacy] should not be allowed to prevail

 えーと…、テロリストがやり取りしている可能性によって、プライバシーの重要性が否定されるのか??

 私は異議を唱える。

 MI5の、テロに対する脅威の概要から。

 「テロ集団は広範に混乱や、恐怖、威嚇を引き起こそうとしている。自身の動機を広める手段として暴力や暴力の脅威を用いており、自分たちに共感する可能性のある人に動機付けをし、共感しない人を威嚇する。彼らは政策に影響を与えることを目指していることが多いが、彼らの目的を達成する手段として、民主的な手続きを踏むこと、あるいは民主主義そのものについてさえ頻繁に否定する。」

 彼らは政策に影響を与えることを目指していることが多い…。

 私の立場からは、ISCは影響を受けて、基本的価値観としてのプライバシーを軽視しているように見える。

The Intelligence and Security Committee of Parliament

 嘆かわしいことだ。

 Post by — @5ean5ullivan