2014年7月現在、Google Paly Storeでは130万以上のアプリが入手可能ですが、マルウェアの作成者たちがこのような数字について思うのは、これが「チャンス」だということだけです。

エフセキュア セキュリティ研究所が2014年の第2四半期に特定した295の新たなモバイルマルウェアのファミリーや亜種のうち、294がAndroidプラットフォームを標的としていました。Androidが全モバイルマルウェアの97%を占め、それらが主に中東やアジアの規制されていないサードパーティーの小さなアプリストアから出現することは広く知られています(出典:エフセキュア脅威レポート)。

モバイルランサムウェアの第一号であるSlockerをはじめとする、これらの脅威のほとんどは、合法的なアプリに見せかけてユーザをだまし、インストールするように仕向けるものです(出典:エフセキュア脅威レポート)。一般的な手口は、人気のある安全なアプリを再パッケージ化するかトロイの木馬化して、悪質なコードを挿入するやり方です。偽アプリは、ユーザの知らないうちにGPS位置情報を追跡したり、音声や動画を記録してユーザを監視したり、あるいは銀行の認証情報を盗み出したりする恐れのある望みもしないファイルを密かにダウンロード・インストールすることができるものです。

スノーデン事件後、ウェブ上やモバイルアプリ内の見えないトラッカーに対するユーザの意識は、それが犯罪にあたるかどうかにかかわらず、どんどん高まっています。トラッカーの多くはユーザとユーザの行動に関する情報を集めようとする広告ネットワーク企業やユーザプロファイリングを行う会社です。ピュー研究所の最近の研究によると、調査に回答した大人の91%が、企業が個人情報を収集・利用するやり方について消費者が制御できなくなっていると思うかという質問に対して、「そう思う」または「非常にそう思う」と答えています

F-Secure Freedomeは、Androidユーザ向けに、公共またはプライベートを問わずどんなネットワークからでも安全な接続を実現しながら、悪質なアプリとトラッカーをブロックすることで、追加のプライバシー保護とセキュリティを提供します。

では
Sonja