スノーデン事件の後で、今回のことは驚くには当たりません。イギリスの諜報機関であるGCHQが、多くのインターネットユーザを違法に監視していました。嬉しい驚きは、イギリスの調査権限審判所がついに、形式上の機関から真の判断を下す機関になったことです。というのも、最近の審理で、NSAとGCHQの間で行われた情報交換が違法だったいう判断を下したのです。これはまた、不要な秘密裏の情報収集は許さないという歓迎すべき兆候でもあります。諜報機関の仕事は秘密裏に行う必要がありますが、これが違法な活動を隠す目的で幅広く悪用されていたのです。

もちろん、プライバシー・インターナショナルとその支援者がこの件において重要な役割を果たしたことに感謝しています。しかし、彼らの取り組みはまだ終わったわけではありません!次のステップは、みなさんが被害者かどうかを知らせることです。連絡先情報を送信することで、あなたのデータをGCHQが保持しているかどうかを知らせてくれるキャンペーンに参加できます。素晴らしい。

プライバシーに詳しいあなたなら、多分苦笑していることでしょう。キャンペーンページには「私は、プライバシー・インターナショナルとその法務チームが私の情報をGCHQに渡すことを許可します」と、明確に記載されています。これは、GCHQに自分のデータを持っているかを問い合わせるために当然必要なことです。もし、GCHQがあなたの情報を持っていなかったらどうでしょうか?今回送信することで情報が入手されてしまいます。個人情報の違法なデータ処理を暴かれたばかりの政府機関に個人情報を送信することは良いアイデアとは思えません。しかも、その情報は名前、メール、電話番号だけではありません。情報を送信することで、関係する一つひとつの情報が結びつけられてしまうことはそれほど知られていることではありません。GCHQはメールアドレスしか知らなかったのに、情報を送ったことであなたの所属先まで分かってしまうようになるのです。

わかりました。そろそろ注意深くなりすぎるのはやめにしましょう。プライバシー・インターナショナルの今回のキャンペーンは、諜報機関の秘密の世界を垣間見るめったにない素晴らしい機会だと思います。このフォームを使って情報を開示することについて心配し過ぎる必要はありません。送信する情報はおそらくすでに知られているものです。そうでなくてもGCHQがあなたに本当に関心を持っていれば、簡単に調べることができます。ですから、遠慮なく送信してください。しかし、上記の記事は、あなたが個人情報を送信する前にもう一度よく考えてみるべきことを教えてくれる大切な教訓です。情報を送信するときには必ず、誰に対して何のために送信するのかをよく考えてください。

ミッケ


追記:このフォームを見ると、あるロシアのサーバの昔のウェブフォームを思い出します。「ネット上であなたのクレジットカード番号が盗まれているかどうか確認するには、クレジットカード番号を入力してください」。信じてはいけません、私もクレジットカード番号は入力しませんでしたよ。


>>原文へのリンク