ネットサーフィンは長きにわたり行われていますが、技術が進歩し続けるにつれてネットサーフィンもより良いものになり続けています。ウェブサイトは改良され、さまざまなデバイスに対応するようになり、より双方向で、コンテンツもより多岐にわたるようになりました。全般的に見て、ネットサーフィンは長い間すばらしいものであり続けてきました。実際、ミッコ・ヒッポネンは最近のインタビューの中で、もしインターネットが突然なくなってしまった場合、ネットサーフィンをできなくなることがもっとも寂しいことだと言っています。

インターネットが明日突然消えてなくなるということはないかもしれませんが、少しずつ信頼などの面が損なわれ、制限がかけられるようになっています。オンラインで閲覧できるものや実行できることが技術のおかげで着実に改善されてきている一方で、人の行動を規制・管理するための新しい方法が検討されています。オンラインで何を見ることができ、また何ができるか、という問いには、以前は技術的な制約がつきものでしたが、現在は他の人があなたに何を見せ、何をさせたいか、という問題に変わってきています。著名な人類学者で作家のデヴィッド・グレーバー氏は、ガーディアン紙への最近のインタビューで、管理は私たちにはわからないほどさまざまな所に及んでいると述べています。

ジオブロック(地域制限)は、グレーバー氏の見解を裏付けるような規制手法です。PCマガジンはこれを、(IPアドレスから判断される)所在地に基づいてウェブコンテンツへのアクセスを妨げるやり方、と簡潔に定義しています。ジオブロックなどの地域制限は、企業と政府のどちらによっても、さまざまな目的で行われています(例えば、著作権の管理体制強化、地域販促活動の運営、検閲など)。

 FreedomeはユーザフレンドリーなVPNで、ユーザはオンライン上で閲覧可能なものや実行可能なことに対する管理を強化できるようになります。通信内容の暗号化、トラッキング・ソフトウェアの無効化のほか、マルウェアからお客様を保護します。Freedomeは、より大きなデジタルの脅威に対して安全性を維持しながら、ネットサーフィンをする上で必要な保護を提供します。

また、Freedomeでは異なる「仮想ロケーション」を選択することでジオブロックを回避することもできます。

仮想ロケーションでは、ネットサーフィン中にどこにいるように見せたいかを選ぶことができます。つまり、ユーザがカナダをロケーションに選択した場合、訪れたウェブサイトはユーザがカナダにいるものとみなします。日本を選択した場合は、ウェブサイトはユーザが日本にいるとみなすのです。これでおわかりいただけると思います。

異なる仮想ロケーションを選択することで、ネットサーフィンをする人はジオブロックを回避することができるため、コンテンツへのアクセスが制限されることはありません。アメリカ人視聴者用のYouTubeの動画を見ることができますし、FacebookやTwitterが禁止されている国で休暇を過ごしている間でも、これらのサービスを利用することができます。その他、デジタルフリーダムの享受を妨害しようとする手段を回避することができます。

Freedomeは最近、ベルギーとポーランドを新たに選択肢として加え、ネットサーフィンの場所として全部で17カ所をユーザに提供しています。しかしこのリストはデジタルフリーダムのための闘いを続けるために、まだまだ拡張させていかなければなりません。そこでFreedomeチームは知りたいのです。あなたはどこでネットサーフィンをしたいですか?




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