もし、誰もがひっきりなしに詐欺に遭っているならば、毎日いつなんどきでも数十億もの人々がインターネットに接続してはいないでしょう。

サイトが皆の注目を集めることを目的してデザインされるようになるにつれ、オンライン・セキュリティもいろいろな方法でかつてないほど改善が進んでいます。しかしエクスプロイトや私たちをだまそうとする詐欺師はいまだ存在し、私たちのデータ、時間、お金を詐取できることが実証されている、高度なサービスとしてのマルウェアモデルを悪用し楽しんでいます。さらにオンライン上には膨大な数の人々がいるため、成功率がほんのわずかであっても、詐欺によって悪人たちはお金持ちになれるのです。

あなた自身は既に十分に知識があり、ほとんどのトラブルは避けることができるでしょう。でも家族や友人のために、改めて注意すべき5つの一般的な詐欺についてまとめてみました。

1. ランサムウェア
エフセキュア セキュリティ研究所では5年以上も前からランサムウェアを追跡しています。非常に大きな利益を得ることができるため、ランサムウェアによる詐欺は増え続けています。「5,900ドル(3,860ポンド)で購入したランサムウェアキットを使って、1カ月で最大90,000ドルの利益が得られると推定されている」とBBCは報じています

ランサムウェアのしくみを説明しましょう。突然、あなたのファイルが捕えられており、ファイルを解放するためには身代金を支払わなければならないというメッセージが届きます。怖さを増すために警察を装ったメッセージが届くこともあります。

ビットコインのような匿名性を保つことが可能な仮想通貨によって、ランサムウェアは詐欺師にとってさらに魅力的なものとなっています。

エフセキュアのミッコ・ヒッポネンは次のように述べています。「実際、ランサムウェアを用いた詐欺を爆発的に増加させたのは仮想通貨です。一度、捕まることなく身代金を回収できると、その後、犯罪者を押しとどめるものは何もありません」

犯罪者は実際にあなたのファイルを人質に取り、通常は後で返してくれます。皮肉にも、彼らにとってはこうした評判が大切なのです。身代金を払っても役に立たないと聞けば、人々は支払うのを止めてしまうからです。

ランサムウェアをはじめ、ほぼすべての詐欺から自分を守るために、ミッコは以下の4つの方法を勧めています。
さらにミッコは、「本当に必要でない限り、こうした詐欺師にお金を支払わないこと」と語っています。

2. テクニカルサポート詐欺
米連邦取引委員会は次のように報告しています。「最近、意外なことに詐欺師たちは電話を利用して、あなたのコンピュータに侵入しようとしています。電話をかけ、例えばマイクロソフトのような有名な企業と提携しているコンピュータ技術者であると名乗ります。そして、あなたのコンピュータでウイルスやマルウェアが見つかったと言って、リモートアクセスを許可させようとしたり、不要なソフトウェアを買わせようとしたりします」

頼んでもいないのに電話をかけてきた相手には、絶対に個人情報やコンピュータのアクセス権を与えないでください。実際のところ、こちらから依頼して電話がかかってきた場合でも、こういうことはしないでください。もし、その電話が本当に重要かもしれないと思ったら、電話をかけてきた相手に会社名を尋ね、その会社に直接連絡を取ってください。

さらに詳しい内容については米連邦取引委員会のサイトをご覧ください。

3. Facebookの無料の景品
iPadをただで差し上げます!無料でバケーションにご招待!ギフトカードを無料進呈!

Facebookにおいて、無料をうたい、あなたが直接知らない人や信用できない人から提供されたものは、詐欺だと思ってください。時間を無駄にするくらいで済めば良いのですが、最悪の場合、お金を取られる可能性があります。

残念なことに、こうした詐欺に引っ掛からないためにできることは2つだけです。Facebook上で、こうしたくだらない投稿をシェアする人をフォローしないこと、話がうま過ぎると思ったらクリックしないことです。

上述のような詐欺を監視しているサイトであるFacecrooksは次のように注意を促しています。「Facebookユーザ全員に25ドル、50ドル、または100ドルのギフトカードを配るほど余裕のある企業はありません。ほんの少し常識を働かせれば、どこか話がおかしいことが分かるはずです」

Facebookではあらゆることを疑ってかかってください。友達がお金を貸してほしいと頼んできた場合もです

4. ローン詐欺

詐欺師たちは巧妙です。彼らは、以前よりも多くの人々がお金に困っており、たくさんの人々が切羽詰まった状態に追い込まれていることを知っています。このため、さまざまな種類の融資、特に差押えに直面している住宅ローンが詐欺のおとりとして使われることがよくあります。

米連邦取引委員会によると、彼らは一旦あなたの注意を引きつけると、さまざまな策を用いてあなたをだまそうとします。ローンの支払金額を減らせるよう再交渉するため、または支払金額を「査定」するためと称して、手数料を要求することもあります。債権者の圧力から逃れるために、あなたの家を譲渡するよう直接要求する、またはだまして譲渡させようとすることさえあります。

警戒すべき兆候はたくさんあります。覚えておいてください。怪しいと思った場合に取るべき最善の策は一旦身を引き、誰かにアドバイスを求めることです。また相手に、このことについて弁護士に相談してみると言うのもよいでしょう。応対している相手がそんなことをしないよう説得しようとしたり、何か訳の分からないことを言い始めたりしたら、それは注意すべき兆候です。

5. マネーミュール詐欺
マネーミュール(犯罪収益の運び屋)詐欺は、外国の王子からお金を預けたいと頼まれる419詐欺のバリエーションです。最初にそのうちの一部を彼に送金するだけでよいのです。ただしこの場合、実際にお金を得てしまうと組織犯罪の片棒を担いだことになります。

マネーミュールは、一部を報酬として受け取る代わりに不正に送金を行うものです。法律をきちんと守っている多くの人々が仕事やロマンスを探し求めているうちに、こうした犯罪に巻き込まれています。ですから、仕事やロマンスを探す際には必ず合法なサイトを利用してください。他にも宝くじに当選した、遺産を相続したなど貪欲さにつけ込む魅力的なえさが、潜在的な被害者を誘い込むために利用されています。

インターネット上では信用が最も大事です。あまりにすぐにあなたのことを信用して、お金や愛を提供する人は、おそらくあなたに詐欺を働こうとしています。

皆さんもお気をつけて。

サンドラ

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