自宅の庭に設置したスプリンクラー(自動水やり機)がハッカーに乗っ取られることを心配しなければならないなんて、世の中ずいぶん変わりました。

スマートフォンがハッキング被害に遭ったり、窓から石が投げ込まれる確率のほうがまだずっと高いものの、あらゆるものがインターネットに接続され、人を介さずに機器同士で連携をとる「モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」に向けた本格的な動きは、セキュリティに関するさまざまな問題を投げかけ、多くの人々が関心を寄せ始めています。

「モノのインターネット(IoT)」に関する最近の記事「スマートフォンの安全を保つ方法」では、エフセキュアのミカ・スタルバーグが、身の回りの「モノ」を安全に保つことが難しい、「モノのインターネット」特有の問題について簡潔に述べています。「モノのインターネット」のセキュリティ対策が難しい具体的な理由としては、以下の6つが考えられます。

  1. IoT機器の大半が低価格製品で、画面やキーボードがついていない。
  2. 1で述べたようなIoT製品は、すぐに設定できて簡単に使えることに重点が置かれている。
  3. IoT機器を使用する場合、自宅の壁の内側にケーブルを配線しなくて済むように、接続には無線プロトコルが使用される。そのため、家のすぐ外側で犯罪者がIoT機器の通信を傍受したり、IoT機器を操作する可能性がある。
  4. 一部のIoT機器(庭のスプリンクラーや外灯など)は家の外に設置されているため、犯罪者は家の中に侵入しなくても物理的なアクセスが可能である。
  5. IoT機器を製造するメーカーは多数あり、販売経路も多岐にわたるため、家庭によってはIoT機器の暗号化処理や認証機能が不十分なケースも多い。
  6. スマートホームに設置されたIoT機器は、通常メッシュネットワークを利用している。メッシュネットワークでは、弱い出力でバケツリレー方式に機器間でデータを伝送していくため、ネットワーク上ではすべてのIoT機器が互いに通信する何らかの方法が必要である。

早めの対策には何をすべきか知りたいという方は、こちらのスマートホームを安全に保つために今すぐできる3つのポイントをご覧ください。
それでは

Jason

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