今年のアドビ関連のCVEセキュリティ脆弱性は、2015年のレベルを上回り着実に増加している。cvedetailsのデータを調べると、今までのところ、2016年は2015年の51%の件数がある。今はまだ5月なのに。

 2015年はコード実行の脆弱性が大豊作の年だった(335件)。

CVE Details Adobe By Year
情報源:CVE Details

 この傾向は2016年も繰り返されている。

 そして脆弱性の宝庫となる原因になった製品はなんだ?Flash Playerだ。もちろん。

CVE Details Top 50 Products
情報源:CVE Details

 アドビは、我々と同様、早く2017年になることを切望しているに違いない。