元NSA契約業者職員だったエドワード・スノウデンに密着取材したドキュメンタリー作品「Citizenfour」が6月11日から日本でもやっと公開される。「Citizenfour」2014年アカデミー賞のベスト・ドキュメンタリー賞として選ばれたことは1年ほど前にエフセキュアブログにも書いたが、アメリカでの初公開から1年半遅れの日本公開となる。
とはいえ6月4日にはJCLUのイベントでネット経由で出演し日本でのメディア報道の自由の状況に警告を発したり、 2013年の暴露以前にNSA内でも問題を指摘しようとしていたことがVICE Newsのアメリカ情報公開法に基づくNSA内部資料入手により明らかになるなど、スノウデンの告発による衝撃はいまでも続いている。 
JCLUイベント  https://www.youtube.com/watch?v=fL3x_9PHrWY 
Exclusive: Snowden Tried to Tell NSA About Surveillance Concerns, Documents Reveal 

日本版トレイラー

(しかし相変わらず日本ではこの映画も含め「元CIA職員」という肩書きが使われ、スノウデンが「元NSA契約業者Booz Allen Hammilton職員」だったことが歪められている)
劇場情報はこちらから http://gaga.ne.jp/citizenfour/info/?page_id=20