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JS LOCKY を含む記事

LOCKYの新たな大流行

6月初めに投下(英文)が確認された後、暗号化ランサムウェアLocky(英文)をばらまくスパムキャンペーンが、かつてのような活発さを取り戻したようだ。通常、当社では、スパムキャンペーンの際、1日当たり約4,000〜10,000件のスパム攻撃を確認している。

先週の水曜日から金曜日にかけて、当社では、Lockyをばらまくスパムの数が著しく増加するのを観察した。最大で、1時間当たり30,000件の攻撃が確認され、日計で120,000件への増加だ。

また、昨日、火曜日には、新たな2つのキャンペーンが確認された。その規模は、1時間で120,000件を超える、桁違いのものである。これは、通常時の200倍以上で、先週のキャンペーンと比べても4倍の件数である。


import_stats

全文はBusiness Security Insider 日本語版で。

 

ハッキングされたLockyホストからの公共広告ペイロード

 今月初め、 Avira社の研究者が暗号化ランサムウェアLockyの配布ネットワークを発見した。あるグレーハットのハッカーによりハッキングされていたものだ。あたかもLockyを邪魔するための行動のように、そのハッカーはペイロードを12バイトのテキストファイルに置き換えた。テキストの中身は「Stupid Locky」というメッセージだった。

 当社スレットインテリジェンスチームの研究員Paiviが本日、同様のグレーハットによるハッキングの証拠を発見したが…、メッセージが新しくなっていた。

Locky Payload Replaced - HTTP Capture

 PaiviがテストしたJScript(.js)の添付ファイルは、公共広告を試みる、このようなものを出現させた。

Locky Payload Replaced

 Emails attachment?このグレーハットは、英語を第2言語として用いているような感じがする。しかしこれはいい。公共広告における、初のまともな試みだ。ただ、これの関係者の方へ一言アドバイスを…。

 できたらバイオハザード記号をピースサインのような別のものへと置き換えられないだろうか。パニックは、長期的に人々を啓蒙する助けとはならない。バイオハザード記号を目にすると、ただ単に対象者の注意を引くというよりは、むしろパニックを誘発しそうだ。

 そして、いかに多くの人が「malicious file(悪意のあるファイル)」とは何かということを理解していないことに、あなた(訳注:前述の関係者)は驚くかもしれない。できれば次のような内容で検討してほしい。

 コンピュータウィルスをクリックしたために、あなたはこのメッセージを読むことになりました。しかし私(あるいは私たち?)がハッキングしたため、あなたがハッキングされることはありません。次回はこのように幸運ではないかもしれません。 今後はもっとお気を付けください。

暗号化ランサムウェアのマネタイズ

 ここ数年間、仮想通貨、ダークWeb(Dark Web)、きちんと整備された犯罪者向けアフィリエイトプログラムという形で、破壊的な状況を招くように技術およびインフラの連携が取られてきた。そしてその状況から現れたのが、暗号化ランサムウェアというけだものだ。

 暗号化ランサムウェアが毎日のように報じられるのには理由がある。ここ何年かの間に目にした他のどの脅威と比べても、独特のものだからだ。暗号化ランサムウェアは被害者に実際にサービスを提供する。身代金を支払えば、ファイルを取り戻せるのだ。また派手な事例を見聞きすることも増えている。これぞ、人々がまさに行っていることなのだ。ある病院がインフラを復旧させるためにBitcoinで大枚をはたいたという最近の事例について、思い出させるには及ばないだろう。暗号化ランサムウェア業界は、毎年1億ユーロ相当の収益を得ているとの見積もりがある

 犯罪者にとって、暗号化ランサムウェアは引き続き実入りの良い金儲けの手段であり、時間の経過とともに、バンキング型トロイの木馬のような他のマルウェアのモデルから取って代わり続けている。あらゆるビジネスと同様に、モデルの投資利益率の最適化や改善に焦点がシフトするのは必然的なことだ。我々は今日のランサムウェア・キャンペーンのビジネスモデルを、インターネット時代の幕開け期のものになぞらえている。つまり、いまだに本質的に非常にシンプルで、大方は目を向けていないのだ。結論としては、まだまだたっぷりと創造性とイノベーションの余地が残されている。暗号化ランサムウェアの背後にあるビジネスモデルは、徐々に成熟しており、我々が最近になって気付いた、あるイノベーションの試みがある。

 厳選した暗号化ランサムウェア・キャンペーンでは、とりわけ米国、英国、オーストラリア、カナダといった「第1階層」の国を標的にする。このような標的を選定したことは、支出に見合う価値という観点で理にかなっている。ランサムウェア自体をローカライズする必要はないし、標的の人口動態は相対的に裕福で、一部の研究ではこの地域の被害者は実際に身代金を支払う意思があることが示されている。

 フィッシング詐欺のキャンペーンでは、別の芸当を目にした。地域に特化して注意深く調整を行い、時にはカレンダー上の行事に合わせているのだ。当社が観察した、スウェーデンで実施されたスパムキャンペーンを例に挙げると、被害者は地元の郵便局からの到着した荷物についての、説得力のあるメッセージを受け取っていた。この種の標的型の地域限定のスパムキャンペーンは目新しいものではないが、搾取率を高める目的でキャンペーンを調整したマルウェアの担い手もいる。

 一部の暗号化ランサムウェア・ファミリーでは、被害者が支払いを行いやすくなることを期待して、サポートのインターフェイスの向上に取り組んできた。サポートサイトはより直感的に理解できるようになり、(PadCryptなど)ライブチャットのインターフェイスを持つケースもある。Bitcoinの入手方法、Tor経由でサポートサイトへ接続する方法、ファイルを取り戻す方法についての説明が、より明確になり、またより適切に提示されるようになっている。驚くようなことではないが、暗号化ランサムウェアのサポートサービスは、多くの場合において、合法的な企業が運営するものよりも優れている。余談だが興味深いことに、被害者のファイル群の復号を手助けする目的で、顧客のためにBitcoinのブローカービジネスを始める、独立系のITサポート要員も確認している。

 TrueCrypterファミリーはAmazonギフト券での支払いに対応している。またiTunes Cardでの支払いを受け付けている暗号化ランサムウェア・ファミリーも見聞きしている。これは犯罪者にとってはリスキーな手立てだと考える人もいるだろう。AmazonやAppleが、これらのカードを使った人物を簡単に追跡できるであろうからだ。判明したところでは、犯罪者たちはただちにギフト券をeBayのようなサイトに流す傾向にある。これの購入者が、帰結する結果に対処するように仕向けるのだ。米国のiTunes Storeに豪華なコンテンツ・セットがあれば、ヨーロッパで米国ベースのiTunes Cardへの要求があるだろう。

 もう1つの驚くべき方向性として、ある暗号化ランサムウェア・ファミリーが、被害者に圧力をかけて強制的に支払わせようとしていることをつかんだ。我々は最近Jigsawファミリーに遭遇したのだが、これは身代金が支払われない限り、1時間おきに消し去るファイルの数を増やしていく。全ファイルが削除される締め切りまでに、被害者には72時間が与えられる。機器を再起動したり、強制的にエージェントを殺すと、直ちに1000個のファイルが削除される。こうした戦略は、テレビや映画で見てきたような人質の状況と変わりない。残念なことに、特定の戦略によって人々の支払いが増すのか減るのかを判定できるようなデータを、我々は現時点で提供できない。

Jigsaw ransomware
身代金をお支払いくださいますか?

 これまでに挙げた例では、暗号化ランサムウェアの背後にいる人物らが、いかにさまざまなビジネスモデルを試して、投資利益率を向上させようと取り組んでいるかを示している。犯罪者たちは、大規模なランサムウェア・キャンペーンでは、気付かれてしまい、やられることを学習している。少なくとも、CryptoLockerの裏にいる人物たちは数年前に学んだ。そのため彼らは最近では、すべてより小規模にキャンペーンを実施している。しかし小規模のキャンペーンというのは、巨大な法執行機関のレーダーをかいくぐるためだけに重要なわけではない。個々の感染したコンピュータや、個々の送付されたスパムメッセージのために支払いを行わなければならない世界において、利益を最大化することにとっても重要なのだ。

 当社では最近、もし暗号化ランサムウェアの被害者になってしまったら、ファイルの復号にいくら払う意思があるかをユーザに尋ねるアンケートを実施した。

 (訳注:「 このアンケートに基づくと…、暗号化ランサムウェアが1 BTCではなく0.5 BTCを請求した場合、ほぼ3倍以上になる。」という意味)

 ショーンがこのアンケートを実施した時点で、数多くの身代金は約1 BTC、つまりちょうど400ドルであった。単純な計算を行えば、上の結論に達する。半額にすれば、収益を約3倍にできる。上述の調査を行って結論を導き出すのには、過大な負荷はかからなかった。実装するのにたいしたプログラムの行数さえ必要なかった。これらのツイートで一部のマルウェアの作者に情報を与えてしまったかは定かでないが、最近、身代金が低価格化している傾向をつかんでいる。

 ただ、この情報を手に入れたランサムウェアの作者ばかりではなかったようだ。ほんの数日前、新たな種族の暗号化ランサムウェアが出現した。これは身代金を義援金だとうたっている。しかしながら、5 BTC、つまり記事を書いている時点で約2,200ドルなのだ。だいたいの人はそんなに気前よくない、と我々は思う。

 この先いつの日か暗号化ランサムウェアで用いられる価格体系に、より高度で洗練されたものが適用されているのを見ることになると予期している。現時点では、当該ソフトウェアはかなり知力を欠いていて、すべての感染したマシンで身代金を固定額で設定している。我々はある時点で変動価格体系がお目見えすると予想している。おそらく暗号化されるファイルの数や種類に基づくなり、マシンが個人所有のコンピュータかサラリーマンが使っているものかをソフトウェアが検知するなりするのだろう。1 BTCという身代金は大半の個人にとってはちょっと高額だが、多くの企業にとっては微々たる金額だ。

 数多くの暗号化ランサムウェア・ファミリーはすでにネットワーク共有にも感染させるように試みているが、インテリジェントな方法で行っているものはない。理論上、被害者は1回支払えば、ネットワーク共有のファイルも含め、全ファイルを取り戻せる。この理由から、開発者たちがソフトウェアに知能を組み込んで、より効率的にネットワーク中に伝播させるのを、我々は目撃することになると予期している。感染させるマシンの数を増やし、再度触れるが、環境に応じて身代金の額を決めるのだ。

 クライムウェアのアフィリエイト・ネットワークやマルウェア・キャンペーンの裏にいる人物たちは、すでにビジネス的な判断力の旺盛さを示している。こうした人達がもうけ、つまり投資利益率を最大化する仕事を与えられたとき、価格体系や、使いやすさ、ネットワークでの伝播、あるいはスマートな標的選定に基づき、ソフトウェアやプロセスのモデルをより創造的に考案することは、想像に難くない。近い将来、暗号化ランサムウェアで使われるビジネスモデルとマネタイズモデルの双方で、洗練度が増すのを見る羽目になるのを我々は十分に予想している。

ブラウザとメール:マルウェア配信における最大の攻撃経路

 エフセキュアラボでは、顧客が一般的に遭遇するような普及している脅威について継続的に監視している。脅威の大勢を観察する際、我々はサイバー犯罪者が用いる感染経路を調査する。また、こうした攻撃から顧客を保護する効果的な方法を探る。

 以下は、当社の顧客を保護した検知の上位10件である。なお、上位2つはエクスプロイトとスパムメールに関連している。

top10_worldmap_20160428

 まず、最上位にランクされた検知について見ていこう。

ブラウザ経由での攻撃:Angler EK(エクスプロイトキット)

 当社における検出でExploit:JS/AnglerEK.DとなるAngler EK(現在もっとも活動的なエクスプロイトキット)は、当社の世界地図上の統計で最上位の1つになっていることが多い。

 ここ24時間で、同エクスプロイトキットは攻撃的なキャンペーンを再開したように見える。

AnglerEK_hits_20160428

 ユーザは大抵の場合、侵害されたWebサイトを訪れることで感染する。こうしたWebサイトには、インジェクションするリダイレクタのスクリプトや、悪意ある広告(マルバタイジング)が含まれている。このキャンペーンでは、ヒットするのは侵害されたWebサイトからだが、一部はOpenXの広告プラットフォーム経由でもやってくる。

angler_adplatform_blur

 Angler EKは、ワンクリック詐欺のトロイの木馬をインストールすることで知られているBedepを配信し続けている。また、最近ではランサムウェアCryptXXXもインストールする。

angler_saz_20160427_blur

メール経由での攻撃:JavaScriptのダウンローダ

 当社の統計で2番目に多く検知したのは、JavaScriptのダウンローダであるTrojan:JS/Kavala.Dだ。このJavaScriptのダウンローダは、大抵の場合スパムメールに添付されたzipファイルに格納されて届く。当社のテレメトリー上で急上昇を引き起こした、現行のスパムキャンペーンのメールのサンプルを以下に示す。

locky_spam1

locky_spam2

 Locky、TeslaCryp、Dridex、GootKit、Kovter、Boaxxe、Gamarueのようなマルウェアを配信するスパムキャンペーンにおいて、過去数か月の間、ダウンローダとしてJavaScriptを使用するケースが増加しているのを当社では目撃してきた。通常、このようなスパムは様々なテーマで届く。「請求」「写真共有」「支払・注文」「履歴書」「スキャン画像」「VISAの景品」「宅配便の通知」「保険」「Amazonの注文」といったものだ。攻撃者は被害者の範囲を広げるべく、より大きな網を打とうとしているのだ。

 JavaScriptのダウンローダで使用されているファイル名の例を以下に挙げる。

0061705_006774.js
CAN0000013502.js
20160403_914618_resized.js
01c4b975.js
details.jse
63e0f3bc.js
2016 Sales Invoice 700422016.pdf.js
bill.js
copy.js
ADCWYuEi.js
dino kennedy.js

 今回のキャンペーンでは、JavaScriptのダウンローダはランサムウェアLockyの配信を試みる。

locky_blur
Lockyの脅迫メッセージ

 当社の世界地図上でのこれら2つの検知は、マルウェアを配信する最大の攻撃経路がブラウザとメールであることを示唆している。

 顧客の皆さんには、常にブラウザおよび、Flash PlayerやSilverlightといったプラグインを最新バージョンに更新するように注意喚起する。また使用しないのであればプラグインを無効にすることをお勧めする。スパムについては、メールの添付ファイルには慎重になるようにアドバイスする。

明らかによろしくない分類

毎度示唆に富んだ記事が投稿されることで人気を博しているエフセキュアブログですが、先日も大変趣のある記事が投稿されました。

エフセキュアブログ : Locky:明らかによろしくない振る舞いより引用:
当社のソフトウェアDeepGuardを実行している場合、ビヘイビア検知エンジンが、Lockyの用いる攻撃の媒介メールと、マルウェアの振る舞いの双方を阻止する。すでにかなり長い間、双方とも検知している。
(中略)
Lockyおよびそのバリアントに関連する悪意ある振る舞いは、以下の3つの検知によりブロックする。
  •     Trojan-Dropper:W32/Agent.D!DeepGuard
  •     Trojan:W32/Pietso.A!DeepGuard
  •     Trojan:W32/TeslaCrypt.PE!DeepGuard
(中略)
もしこのJavaScriptを実行すると、Lockyの実行ファイルをダウンロードし実行する。このバリアントはTrojan-Downloader:JS/Dridex.Wとして検知する。

要するに、LockyというランサムウェアはTeslaCryptやDridexとかの名称で検知する、と。
ほとんどの方は意味が理解できていないと思いますが、TeslaCryptもDridexもLockyとは全く異なるマルウェアだけど、検知するんだからまあいいじゃん、というブログ記事です。
実際のところ、ウイルス対策ソフトの役割はマルウェアを検知して感染を食い止めることであり、白か黒かの判断さえ間違っていなければOKというスタンスなので、方針として間違ってはいないわけですが、フィンランド企業の洗練されたイメージからするとちょっと意外です。
(お客様からのインシデント報告を受けて対応する私の立場からすると、ランサムウェアとバンキングマルウェアとでは対応が全く異なりますので、ちょっと困るのですが。)

このあたりの大雑把さ加減や努力の諦め具合を各社と比較してみると面白いです。

Lockyの実行ファイル (1fd40a253bab50aed41c285e982fca9c)
2016/2/16 2016/3/24
エフセキュア 検知せず Trojan.GenericKD.3048336
カスペルスキー 検知せず Trojan-Ransom.Win32.Locky.d
マイクロソフト 検知せず Ransom:Win32/Locky!rfn
シマンテック Suspicious.Cloud.5 Trojan.Cryptolocker.AF
トレンドマイクロ 検知せず Ransom_LOCKY.A

JavaScriptで書かれたLockyのローダー (6288aee880e2775046f1388b28b87ea0)

2016/3/23 2016/3/28
エフセキュア
Trojan-Downloader:JS/Dridex.W Trojan-Downloader:JS/Dridex.W
カスペルスキー
HEUR:Trojan-Downloader.Script.Generic Trojan-Downloader.JS.Agent.jkb
マイクロソフト 検知せず 検知せず
シマンテック 検知せず 検知せず
トレンドマイクロ 検知せず JS_LOCKY.KB
#ローダーだけでは悪意を判断できないので、「検知せず」は見逃しを意味するものではない。

元記事にある「すでにかなり長い間、双方とも検知している」というのが具体的にどれくらいの間なのかもわかりますね。

Locky:明らかによろしくない振る舞い

 ここ1週間、「Locky」と呼んでいる新たなる暗号化ランサムウェアの脅威が大きなニュースになっている。

 これまでのところ、Locky感染の媒介としてもっとも一般的なのはメールである。Wordファイルを添付した、請求書だというメールが送付される。このファイルを開くと暗号化されているように見え、表示するためにマクロを有効にするように促される。もしここでマクロを有効にすると、実行ファイル(ladybi.exe)がドロップされる。その後、実行ファイルは128ビットAES暗号によるデータファイルの暗号化を開始する。

_Locky_recover_instructions

 今回のキャンペーンでは、世界中広く展開するために多数のローカライズがなされており、非常に組織立っているように見える。また、それをサポートする大規模で堅牢なインフラが整えられている。数多くの報告で示唆されているのは、現在Lockyを拡散しているスパムキャンペーンの背後にいるのは、バンキング型トロイの木馬Dridexを拡散したのと同一の集団ではないかということだ。

 Lockyは、C&Cに用いるドメイン名を自動生成する。ドメイン生成アルゴリズムについては、Forcepoint社が詳細を掲載している。

 当社のソフトウェアDeepGuardを実行している場合、ビヘイビア検知エンジンが、Lockyの用いる攻撃の媒介メールと、マルウェアの振る舞いの双方を阻止する。すでにかなり長い間、双方とも検知している。以下に述べるような当社で十分に試験された阻止戦略により、DeepGuardはコンテンツをダウンロードしたり、ファイルをドロップしたり、コードを実行したりするOfficeドキュメントのような、悪意のある振る舞いを検知する。DeepGuardでは、こうした類の脅威があなたのマシンを感染させるようなメカニズムをその場で阻止する。

 Lockyおよびそのバリアントに関連する悪意ある振る舞いは、以下の3つの検知によりブロックする。

  • Trojan-Dropper:W32/Agent.D!DeepGuard
  • Trojan:W32/Pietso.A!DeepGuard
  • Trojan:W32/TeslaCrypt.PE!DeepGuard

 この3つの検知により、Pony、Vawtrakおよび最新版のTeslaCryptからも顧客を保護する。

 週末の間に、Lockyの感染を媒介するものが他に表面化した。JavaScriptのファイルを含むzipの添付ファイルだ。もしこのJavaScriptを実行すると、Lockyの実行ファイルをダウンロードし実行する。このバリアントはTrojan-Downloader:JS/Dridex.Wとして検知する。

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