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ダークウェブ

QuickPost: さらなる拡大を予感させるMirai Botnetの攻撃インフラ網

Mirai IoT Botnet に手を加えたと推測されるマルウェアが話題に挙っています。
攻撃を受けた際のログやマルウェアの検体解析などから、Miraiのソースコードを改造し、Metasploit moduleを組み込んだものとみられています。
すぐに根本的な対応ができるわけではありませんが、IoT機器を悪用した攻撃が本格化してきたなぁ、といった印象がありますね。

 (参考)

また、これらの動きに拍車を掛けそうなのが、ダークウェブでのレンタルBotnetサービス動きです。以前からこれらのサービスは確認はされていましたが、今回の一件でより人気(?)がでるかもしれません。そうなりますと、一般的なところではDDoS攻撃による脅迫行為の増加などが容易に想像ができますので、新たなサイバーギャングらが新たに登場するのでしょう。サイバー空間内の脅威が次代へ移り変わっていることをヒシヒシと感じられますね。


rent_iotbot

しばらく目が離せない脅威であるとともに、攻撃を受けた際の対応を改めて考えさせられる一件であるように思います。

ではでは。





ダークウェブに潜む隠しサービスって!?


最近、ダークウェブ(匿名化技術などを利用したウェブサイト)の話題をチラホラ見かけます。
Silk Roadの運営者の逮捕、BitCoin事件などありましたので、法執行機関やセキュリティ研究者がダークウェブが注目するのは当然かもしれません。

FBIがダークネット界の重鎮「Silk Road」の運営者を逮捕、Bitcoinが一時暴落

以前からダークウェブは悪の温床となりつつあることが囁かれていました。しかし、実際にどの程度の隠しサービスが存在するのか、あまり気に留められていなかったように思います。
最近では、Tor上でマルウェア用リソースなど900のサービスが稼働していることが確認され、サイバー攻撃に悪用されていることが報告されました。

Number of the week: an average of 900 online resources are active on TOR daily
Tor hidden services – a safe haven for cybercriminals

この辺は予想通りであり、サイバー攻撃がさらに匿名化してる、くらい受け取られてしまうかもしれません。しかし、実際はこれだけではなく、さらに多くのサービスがダークウェブ上に移行しています。
ブラックビジネスそのものがグローバル化し、営業行為としてダークウェブを利用しているわけです。
一般にはあまり馴染みの無い世界かと思いますので、現在どのようなサービスが主に移行されているのか一部を紹介したいと思います。

(1)マネー・ロンダリング、ブラック銀行など
BitCoinの事件以降、これらのサービスは注目されていますね。

OnionWallet


(2)ギャンブル
ギャンブルサイトも昔からあったサービス。どのくらいの金額が動いているのかは分かりません。

Pokerle


(3)武器売買
一部、テロ支援などもダークウェブへ移行しつつあります。
この辺は関わりたくないですね。

ARMORY

(4)偽造関係
SuperDollars ?? なんでしょうか、これは??

superusd


(5)AXXXXXXX
ノーコメントで。

hidden_service3



ちなみに、ダークウェブがハッキング被害に合うこともあります。
この場合は、利用者のリストはどうなるんでしょうか??法執行機関へ提供とかでしょうか??

darkweb incident


このようにサイバー攻撃とは離れた分野においても、ダークウェブが利用されるようになってきています。
国境を超えてのやり取りが殆どでしょうから、対策には国家間連携、情報共有などがさらに重要になってきます。
この状況下で各国がどのように対策案を出してくるのか、大変興味深いところですね。

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